2010年11月3日水曜日

シンポジウム

先日任地のmtwaraにてteachers symposium と student symposium が開かれました

teachers symposium はmtwara地区の学校の数学の先生が集まり二年生が受ける国家試験?の過去の問題を解法しあい、その後、それらの問題に類似した問いを作成するというものでした。


今回、JOCVを含め9人の数学の教師たちが集まりました。
タンザニアの先生方は一問、一問、丁寧に時間をかけて説明してくれたのに対して、JOCVのメンバーは実にあっさりした説明でした。

まぁ、どっちがいいかはさておき、参加者全員積極的に意見を出していたような気がします。


ただ

俺にとっては

国家試験で出される問題そのものが悩みの種なんです


難しすぎて解けない!!



なんてことはないのですが



実にユニークな問題が多すぎるので、結構悩んでしまいます。


例をあげると

「ケーキAには砂糖と小麦粉が5:4の割合で入っています。ケーキBには砂糖と小麦粉が4:3の割合で入っています。どちらのケーキの割合が大きいでしょうか?」


・・・・・

何の割合を出すんだ???

砂糖?それとも小麦粉??

このような奇抜な問題が多々あるので

答えが出せないときは問題が悪いって最近は思ってしまいます。

でも、こういった問題でもタンザニアの先生方は答えを導き出すのです!!!

残念ながらタンザニアの先生の答えは忘れてしまいましたが、

実に好奇心旺盛!! (答えは間違ってますが)

それは間違いですよっとやさしく伝えた後に

答えをしっかり出せる類似の問題を9問作成しました。





その一週間後にstudent symposium が開かれました。

これにはmtwara市内5校の中学校が参加してくれました。

rahaelo中等学校
sabasaba中等学校
sino中等学校
mtwara TECH 中等学校
そして、我らがshangani中等学校

各学校6人ずつの生徒が参加してくれました。(rahaeloは5人でshanganiは7人でしたが)

初めに先生が解いた問題と同じものを9問テストして採点

その後、問1,2,3を説明する場所、問4,5,6をする場所、問7,8,9を説明する場所に生徒を二人ずつ集め、解法を説明しました。

そして、その解法を覚えた生徒たちがお互いに問題の解法を教えあいます。

その後、先日作成した類似の問題をテストしました。


結果


順位     学校名         平均点
 1   MTWARA TECH     92.7
 2  Shangani         82.4
 3   Rahaelo            72
 4   sino              72.2
 5   sabasaba           63


なんと我らがshangani は2位だったんです!!

参加した学校はRahaelo以外JOCVがいます。

でも、FormⅡを教えているのは俺だけ

でもって、MTWARA TECH は超エリート進学校

つまり、普通の中等学校の中ではうちが一番!!

もともと頭のいいやつが多いのか

俺のおかげなのかはよくわかないですが

かなりテンションあがってます!!!




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